会報報告 | 会報2024年11月/12月ドイツ語句会

会報報告 | 会報2024年11月/12月ドイツ語句会

(要旨)

第5合同句集の中身は年末にはほとんど出来上がり、校正と画像修正を印刷所と共に進めました。もうすぐの完成を楽しみにしています。

11月にはオンライン句会と月例句会がありました。前者の方では  Frostという言葉がただ気象状況だけをいうのか、それとも霧のようなものとして捉えて良いのかについて話し合いました。

12月は例年通り第3木曜日に繰り上げてアドベント句会があり、和気藹々と「木の実」「歯」その他のテーマでの句について語り合いました。

北海道在住の句友が俳句を通して世界の俳人と交流しており、経験したことをメールで知らせてくれました。ネブラスカの俳人は、乾燥した地域なので蛍も川辺ではなく乾いた土地に住んでおり、虹も出ないとのことです。

その北海道の俳人は、日本以外の俳人たちとの交流を通して、俳句が様々な力や能力があると感じています。文学的な高みを求めることもできるが、趣味としてかかわっても良いし、また病人や高齢者にも句作は可能だし、戦場の兵士でさえ俳句を作れます。俳句は異国の人と交流ができ、コンテストで技を競っても良いし句作を通して文化交流や意見交換もできると長所を挙げています。

さらに、大人のものより子供の俳句の方が多く集まるそうです。俳句で良いのは、作句を通して四季の移り変わりと環境変化の観察眼が養われることで、今日70か国で俳句が作られており、俳句がいかに素晴らしいものであるかわかる人が益々増えているとのことです。村戸裕子

(写真:村戸裕子)

 

 

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