日本語で話す会(要旨 2025.03.20)

日本語で話す会(要旨 2025.03.20)

忘年会の際、10月の富士山の講演を聴きそこなった人たちから、もう一度繰り返し
てほしいという要望がありました。幸い1月に講演者が再び来てくれましたが、内容
はずっと幅広くなり、一回目の倍ほどの長さとなりました。富士山近くのレストラ
ンやお店などを詳しく紹介していただき、ぜひ行ってみたいと皆思ったようです。
2月の会は特別で、以前ミュンヘンにいて現在は日本に帰られた方が、現地の夜中3
時に、それも出張先から茶道とそのお道具について講演をしてくれました。初めに
座禅を習いました。これは仏教のトレーニング方法だそうで、正しく座り、精神を

集中して自己と向き合います。次に日本式のお辞儀を習いました。時と場合によっ
て三段階のお辞儀を使い分けるとのことです。

お茶は約1200年前に最澄が中国からもたらしましたが、一般に広まったのは鎌倉時
代に栄西がお茶の種を中国からもたらしたことによります。

次にお道具の説明がありました。絹製のふくさ、竹製の茶杓や茶筅など、全て自然
の素材でできているそうです。講演者から頼まれて、私は当日楽茶碗、茶杓と茶筅
を見本として持っていきました。

最後に禅と茶道について伺いました。日本の芸道や武道に共通していることですが
、型を極めることが大事です。お茶のお手前も何度も練習して体をそれになじませ
ることが大事です。修練ののちはどんな条件でも自然と集中できるようになり、腕
が上がり自己の満足度も高まるそうです。村戸裕子

Zurück zu den Beiträgen

Hinterlasse einen Kommentar