Japanischer Gesprächskreis | Kaihō Sep./Okt. 2025 (要旨)

Japanischer Gesprächskreis | Kaihō Sep./Okt. 2025 (要旨)

5月半ばには会話練習をしました。出席者が日本語で自分の故郷につい
て語り、日本人は更にドイツ語で話す方もありました。土地柄の詳しい
情報などあって大変有意義な会となりました。

その三日後に第11回の青木先生のセミナーがあり、今回のテーマは宮崎
駿の2008年のアニメ「崖の上のポニョ」でした。一見子供向けの他愛無
い話に見えますが、実はポニョの本名はブリュンヒルデで「ニーベルン

ゲンの歌」などと関り、アンデルセンの「人魚姫」や夏目漱石の小説「
門」とも深く関係しているとの解説で驚きました。
6月には7年前までミュンヘン在住でその後一度日本に戻られてから現
在再びミュンヘンに戻られた日本人女性が、その間のドイツでの日本食
の需要、普及の変化についてデータを駆使して突っ込んだ講演をしてく
れました。7年間のブランクの後ミュンヘンで感じたのはおにぎりや寿
司がディスカウントでも簡単に手に入るようになったことと、その質の
悪さだそうです。統計によれば、ヨーロッパではこの期間の内に日本食
レストランの数が35%増えて、その原因は若い人たちにとってラーメン
や寿司がブームとなり、また日本食が2013年にユネスコ無形文化遺産と
して登録されたことにあります。それとドイツで健康意識が高まり、日
本食が特に健康に良いと考えられているためもあります。村戸裕子

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